「育児」と「介護」「看病」の同時進行をダブルケアといい、未就学児の育児をしながら親や祖父母の介護・看病をする人はダブルケアラーと呼ばれています。 全国に25万人いるダブルケアラー約8割は30代40代。 同年代の友達と話が合わず、孤立しやすい状況におかれています。
ダブルケアが発生する原因はどこにあるのでしょう。
たとえばあなたのお母さんが30才の時、あなたを産んだとしましょう。 そしてあなたが35才で出産したら、その時お母さんは65才。もう高齢者と呼ばれる年齢です。
お子さんが小学校に上がる頃、お母さんはいったいいくつ?
出産年齢がダブルケアに大きく関係していることがわかります。
昭和から平成に変わったころは、女性は2~3年仕事をしたら結婚して家庭に入り、専業主婦として家事と育児を一手に担うのが一般的でした。
「介護」は「育児」がひと段落してからやってくることが多かったのです。
30年経って女性の社会進出などいろんなことが変わりました。
でも、晩婚化・晩産化に社会全体の仕組み・支援制度が追い付いていないのが現状です。
また「介護」だけでなく、親御さんのご病気で「看病」が重なるダブルケアも。
多くのママ友にとって「介護」や「看病」は異次元。
話してもわかってもらえない。
そのうえ「介護」や「看病」にかかりきりになると、「育児」の情報すら入ってきにくくなる。
そう、だからダブルケアラーは孤立しやすいのです。
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もしあなたが介護で困っているのなら、一人で悩まずプロを頼ってください。
中学校区にひとつ「地域包括支援センター」という公的な機関があり、介護保険のことだけでなく、介護予防・生きがい事業・安全確認・気になることなど、高齢者に関するありとあらゆる相談に無料でのってくれます。
「地域包括支援センター」がどこかわからないのなら市役所に電話して「高齢者支援課」「高齢福祉課」など、“高齢者に関する課”につないでもらってください。
どこの地域包括支援センターに相談をすればいいかを教えてくれますよ!🍀
介護に関する無料の冊子類もた~くさんあります。📖
大きな病院にかかっているのなら、病院内の医療ソーシャルワーカー(MSW)さんを頼ってください。
入院・通院で生じるさまざまな問題や心配事の相談にのってくださいます。😉
病院にMSWさんが配置されていない場合は困っていることを整理して、市役所・保健所・地域包括支援センターや社会福祉協議会に問い合わせてください。 担当部署につないでくれますよ。
「困ってます。サポートしてほしいです。どうしたらいいですか?」と声をあげることが大切です。
でも、
ただ聞いてほしい。
話したい。
愚痴りたい。
ココロのもやもやどうにかした~い!
こういう想いをぶつけられる場所ってなかなかないですよね。
少しでもお力になれればと、こういう場を設けました。
注:このイベントは終了しました。
出店イベント名:すてっぷワンテーブルショップ(広報とよなか8月号掲載)
日時:平成30年9月8日(土)10時-16時
場所:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
阪急豊中駅直結エトレ豊中ビル5階
実家そなえて相談所 上級終活カウンセラーの熊川サワコがアナタの想い、どーんと受け止めます。
もちろん、介護や福祉の情報も無料でご提供。
ママ友に愚痴れないコト、「介護の不安」「親の心配」思いっきり吐き出しちゃおう!
さあ、楽になりましょう✨
この日は豊中駅一帯でお祭り開催。 気楽に遊びにいらしてくださいネ😊
※すてっぷワンテーブルショップの詳細はこちらをご覧ください。
ほくせつママの木副代表
上級終活カウンセラー
※個人ブログ(アメブロ):実家そなえて相談所 親世代くらしのコツ
※個人FB:らいふのーとカウンセリングbyサワコ