マタハラ パタハラ そして ケアハラ

マタハラはマタニティ・ハラスメント。パタハラはパタニティ・ハラスメント。 両方とも「子どもの世話」に関するハラスメントです。 では、ケアハラは!?

 

 

 

世の中には様々なハラスメント(いやがらせ)があります。

 

マタハラ

 (マタニティ・ハラスメント)

女性の妊娠・出産・育児休業に対するハラスメント

これはみなさんご存知でしょう。

 

パタハラ

 (パタニティ・ハラスメント)

育児休業・時短勤務をとる男性に対してのハラスメント

イクメンパパが増えない要因。

 

ケアハラ

 (ケア・ハラスメント)

介護や看病と仕事を両立しようとする人へのハラスメント

性別・年齢を問わず、いやがらせの対象に。😢 

 

 

 

こんにちは! 上級終活カウンセラーの熊川サワコです。

 

12/8に開催した「気になる実家の暮らしぶり もしもに備えるイマドキ思考」住生活セミナーは、親の介護問題を取り上げました。

 

 

これまで守り育ててきてくれた親も歳を重ねると、いつしか子どものサポートが必要になる時が来ます。 その時、自分の暮らしを大切にしながら親の暮らしに関わっていくにはどうすればよいか

 

を守る側面

自分を守る側面

 

の両方向から考えること。

 

そして、”守る”制度として

・親を守る:介護保険や自治体等の公的サービス 

・自分を守る:介護休業制度

 

があることを知っておくこと。

 

 

「あ、コレ聞いたことがあるかも~」程度でも、いざという時アナタの力になりますよ とお話させていただきました。😊

 

 

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 昨年「育児・介護休業法」が改正され、介護休業・介護休暇も、より取得しやすくなりました。

 

 

「これって、福利厚生が充実した大企業の話でしょ?」

 

と思いがちですが、実はそうではありません。

たとえ従業員が一人の会社でも、取得が認められているのです!

正社員だけでなく、雇用条件によってはパートも取得可能です。

 

「いやいや、うちの会社にこういう制度はないから」

 

制度がなくても、「介護休業を利用したい」との申し出を会社は断ることができないのです!

 

 

 

 

介護休業・介護休暇を認めないというケアハラのほかにも

 

「この社員は同居の親を介護している」と会社が知りながら、

・転勤をいいつける

・夜勤のある部署への異動

・残業しないとこなせない仕事を与える

・降格する

・退職を示唆する

 

などもすべてケアハラにあたるのです。

 

 

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介護休業法では、ケアハラ防止の措置を行うことが事業主に義務付けられていますので、もしケアハラに遭ったら、人事・労務・コンプライアンスに関する部門に申し出てください。

 

なお、会社が全く聞き入れない場合は、各都道府県にある労働局が相談にのってくれます。

 ⇒全国の労働局一覧はコチラ

 

大阪府内の企業・団体にお勤めの方は、厚生労働省・大阪労働局にご連絡を。

https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/koyou_kintou/hourei_seido/_122470.html

 

 

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”介護と仕事を両立させるための支援制度”を知っていると、気持ちに余裕が生まれますね。😊

 

いろんな制度をうまく利用し、抱え込まない・頑張りすぎない介護で自分の暮らしも大切に。💖 


 

 ★熊川サワコ個人ブログ

「介護離職は年間10万人!その8割が女性という現実」

 もあわせてご覧ください。

 

 

参考URL:仕事と介護の両立~介護離職を防ぐために~(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/index.html

 ※制度の説明や両立事例紹介など、情報満載です。

 

なお、介護休業制度を利用できるかどうかは、1年以上継続して働いているか等細かい条件があります。 お勤めの会社の雇用契約・就業規則もご確認ください。 まずは上司や人事に「介護をしている」と伝える・相談するところからはじめましょう。🍀

 

  

上級終活カウンセラー

豊中市住生活コーディネーター

ほくせつマメの木副代表

 熊川サワコ