節分といえば恵方巻!😊
今年の恵方は「南南東」ですが、
この恵方がどうやって決まるかご存知でしょうか?
今年の恵方は「南南東」です。
恵方には年神様(としがみさま)がいて、
そのご利益を頂戴するために恵方を向いて恵方巻を食べるそうです。
七つの具をいれるのは、
七福神が由来なのだとか。
某企業が全国展開する前は主に関西地方だけの習慣だったそうですが、いまや全国区の恵方巻。
賛否両論あるかも知れませんが、
もうすでに文化です。
みなで楽しもうじゃありませんか。😊
繰り返しますが恵方とは、
年神様(歳徳神)がおわす方向。
陰陽道で決められた法則で、
毎年鎮座される方角は変わります。
そして、ココがポイント!
その年は、
何かやるときに
恵方を意識すると✨吉✨
なんです。
恵方巻食べ忘れた人も、恵方は同じ、南南東(笑)
今年1年は
何事も「南南東」で爆上げ!
しちゃいましょう。
ところで、今年の節分は2月2日だよというのは皆様もうご存知ですよね。
「なぜ今年は節分が2月2日なの? 確かいつも2月3日よね??」 という疑問の声があちこちであがっていますが、その理由をここで紹介。😊
節分というのは、
立春の前の日と決まっています。
その立春が今年は一日ズレたから、
節分も一日ズレたというわけ。
そもそも立春とは、二十四節季の一つで、
「今日から春ですよ~」とされる日。
毎年、国立天文台が天体の動きから計算して決めています。
そしてこれには「うるう年」も関係しています。
1年は365日とグレゴリオ暦で決められていますが、地球が太陽の周りを公転する周期(=1太陽年)は365日ちょうどではなく、それよりも約1/4日長い365.2422日(365日5時間48分46秒)かかるのです。
太陽系の惑星の引力の影響や、月との引力のバランスも、地球の自転公転速度に微妙な影響を及ぼします。。そこからも誤差は生まれるので、ますます誤差はたまっていきます。閏年に1日足してだけでは調整効かなくなったタイミングで、春分や秋分をズラし、暦の調整をしているという訳です。
今の時点でズレがたまったので、春分の日を前にずらす必要がありました。
その結果、今年の節分は2月2日になったというわけです。
とはいっても、太陽が立春点(横径315度)を通過するのは2/3 23:59という。。。
ほぼ4日でいいんじゃないか?というタイミングではあるのですが。
難しい話になるのでこの点は割愛しますが、それだけ国立天文台はシビアな天体計測してるんだよ、ということが伝われば本意です(^^)
2月2日になるのは124年ぶり!!
とかって話題になっていますけど、
節分が後ろにずれてたこともあるんですよ。
それも、結構最近。
私が子供のころ、調べてみると37年前(1984年)だったんですが(124年と比べたら、最近です・・・)、それ以前は長い間、4年に1回、うるう年の節分は2月4日だったんです!😲
だから私は、長らく節分は2月4日だと記憶していて、中学だったか、高校だったか、
節分は2月3日だよ!4日な訳ないし!
と笑われたことがあって・・・🥲
すっっっごく屈辱だったのです。💧
1984年(私6年生)以降の暦のズレは、
2021年になるまで閏年の+1日だけで収まっていたので、その間はずっと節分は2/3だったんですよね。。。
当時はそれを証明する手立てを
思いつかなかったんですよ。
気が付いたときには、テレビやラジオでも、
2月3日が節分って言ってたし。
まぁ、よくある思い込みかなぁ、と思ってました。
あの時、もっとちゃんと調べてたら、
私は今頃天文学者だったかもしれません(笑)
四季が移り変わる頃合いと、カレンダーの日付に、大きな違和感が出ないように、うるう年を入れたり、二十四節季で調整したりしていると言ってもいいですね。
以上、今日から使えるマメ知識でした♪