先日、NHKのあさイチで「学習障害」の特集がありました。
「発達障害」が「学習障害」として、親の目にわかりやすくなるのが、読み書きが始まる小学校1年生です。
脳の発達には峰と谷があり、個人差が大きいのが幼児期〜学童期です。
子どもそれぞれ持って生まれた個人差があり、脳のいろいろなパーツで、機能のグラデーションが当然あります。
最近では、fMRIで脳の血流を視覚化できるようになり、脳が機能しているであろう事が、リアルタイムで見えるようになりました。
脳の様々なパーツの機能が複雑に組み合わさり、養育、環境、習慣、体験、学習が、ひいては個性といういろいろな色の花を咲かせるのではないでしょうか。
「特別支援教育」という考え方が始まり、今年で11年目になりました。
随分、発達の凸凹について学習との因果関係が理解されるようになりました。
しかしながら皆さんどこかで「他人事」だと思っていませんか?
- 漢字を何度注意されてもマスにまとまり良く収まらない
- 計算の宿題をやらせるのが一苦労で親子で疲弊してしまう
- ノートを写してこない
- 何度言ってもできなくてイライラして毎日怒ってしまうが、怒った後は落ち込んでしまう
こんな経験、心当たりはないでしょうか。
- なぜ自分は叱られてばかりいるんだろう
- 怠けている訳ではない
- 一生懸命取り組んでもみる。しかしうまくいかない。
その特性で、本来の尖った能力の峰を伸ばす機会を逃している可能性があります。
早期に介入し「何に困っているのか?」能力の谷に気づき、こどもが得意な方法で学習を積み重ねるべきです。
個人差が大きい幼児期〜学童期。
ひとりひとり学び方は違った方がいい。
専門家と関わりながら、今、どこで、何につまづいているのかを明らかにすると生きやすくなります。
ひとりひとりの困り事を医療的視点より明らかにして、学習支援をいたします。
御相談により、発達外来、発達検査、ビジョントレーニング、能力伸長など、必要な場合には、更なる専門家にお繋ぎいたします。
2月、3月豊中市内駅前カフェにて相談会を開催いたします。
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ママとこども*保健室