幼稚園や学校で過ごす時間、子どもたちは上靴をはいています。子どもの足に合っているか、考えたいですね。
こんにちは。
足育アドバイザー®の黒田 久美子です。
新入学、新学期のこの時期、私のところへくる相談で圧倒的に多いのが、上靴、指定靴のことです。
皆さん、ピッタリ気持ちいい上靴って履いた記憶ありますか??
現在の日本で大半の小学校、幼稚園で使われているのが、バレーシューズと言われるもの。
足先がすっとしてますよね。
では、幼稚園児の足の形、どうでしょうか?
まだ未発達で扇型のことが多いです。そして、骨になりきっていない未就学児の軟骨状態の足にバレーシューズを履くと…簡単に指が曲がってしまいます。
そのうえ、1センチ刻みしかサイズ用意していませんということも多々あります。
あの小さい足に1センチ上の靴を履かせたら…
歩きにくいに決まってますよね。
1日の中で1番長い時間履くのが上靴です。
家庭で奮発していい靴を選んでいても、上靴がそれではどうでしょう。
クッション性ありますか?
園や学校の床、外より硬いですよ。
フニャフニャですよね。
子ども達の柔らかい足、守れません…
いろんな足の形の子がいるのに、調整できない。
そのために、サイズが違うものを履かせる…
上靴498円。
違和感がなくなってしまっている日本。
災害の時、この靴で避難するんですよ。
パカパカでいいですか?
中学、高校にいたっては、スリッパということも多いですよね…
走れますか?
最近では、マジックテープがついた物も増えてきました。
上靴って必要?
同じでないといけない理由ある?
1度考えてみませんか?